初心者おサルが言ったように卓球はフットワークが生命線といっても過言ではありません。
今日はフットワークの大切さについて書いていこうと思います。
目次
卓球においてのフットワークとは?
得点に繋がる土台がフットワーク!
卓球にとってのフットワークはプレーする上での土台です。
畑でいう土壌作りと言えます。土壌作りを怠ると良い野菜は作れませんよね。
卓球でも同じです。この土台作りを怠ると全てのプレーでボロが出てしまいミスに繋がってしまいます。
フットワークが良ければ自分が攻撃のときには常に良いポジションで打つことが出来、ミスも減るし強い球が打てて得点も取りやすくなります。
さらに守備では相手の早いボールも追いついて拾うことが出来て、簡単に点を渡さないことで相手のミスを誘って得点を取ること出来るかもしれません。
フットワークは卓球のプレーの全ての土台です。怠ると良いプレーは出来ません
フットワークって実際どんな動きが必要になるのか?
フットワークと言ってもどんな動きを身に付ければいいのか、どの動きが必要となってくるのかがもしかしたらイメージできないかもしれませんよね。
卓球では 前後のフットワークと左右のフットワークが必要となってきます。
特にプレーに大きく変わってくる部分は動き出しの1歩目の速さです。
下は例です。どのプレーでも1歩目を意識してほしいですが戻りの1歩目が中々出来ない人が多いと思います。ドライブが入ったか確認している間に戻りが遅くなるなど。
・ショートサーブでのレシーブの1歩前に足を出す1歩目
・ドライブの回り込みの1歩目
・1つプレーをした後の戻りの1歩目
常にボールが返ってくるものとして基本姿勢に戻ることをしっかり意識しましょう!
フットワークを鍛えるために必要なこと
動ける姿勢を保つことが大事!
最初に卓球を始めるときに基本姿勢を教えられると思います。
・足は肩幅より少し開いて、左足を少し前に出します。(右利きの場合)
・膝を少し曲げて腰を落とします。
・体の重心は足の親指と人差し指の付け根辺りに置き、
かかとは地面に触れるか触れないかぐらい浮かす
プレーをする前は意識して出来ていても、1・2プレーした後で腰が上がってしまっていたり膝が伸びていたり、重心がかかとにあって動き出しが遅くなってしまっている人が多くいらっしゃいます。
この基本姿勢をずっと保ち、常に動けるようにしておく。重心を低く保つことは体に負担をかけることになるので日々の練習で鍛えておかないと試合でスタミナ切れで動けないということも考えられます。
練習の1プレーごとでもしっかりと姿勢を保てているか確認しながらするクセをつけましょう!
効果的なフットワーク練習をご紹介
サーブ練習や3球目攻撃の練習などを多く取り入れている人もいるかもしれませんが、これまでにも書いたように全てのプレーの土台はフットワークにあります。
全てのプレーの底上げをするつもりでフットワーク練習は多めに取り組むようにしましょう!今回は2つご紹介します。
①バック対オール練習
相手にはバック側からすべてのエリアに自由にボールを打ってもらいます。
こちらは両ハンドをすばやく切り替えたり、前後左右にフットワークを使って相手のバック側に打ち返し続けるという練習です。
この練習は先日全日本卓球2019で見事にV10を達成した水谷 隼選手も小学生のときにしていた練習だそうです。
初めから相手にフリーで打ってもらうと続かないかもしれませんので、まずはバック・ミドル・フォアとコースを決めてからそのボールをオールフォアで打つなどある程度ルールを決めてから行っても良いです!慣れてきたらフリーですると効果も高まると思います。
②フットワーク重視の多球練習
ここでは回転の違いで2パターン紹介しており、下の図を参考にしてください。
ボール出しに短いフォアを出してもらい、右足を素早く出して踏み込み対応。
その後、バック前にロングボールを入れてもらい回り込んでドライブ。
この一連の練習を洗面器いっぱいのボールを休みなく繰り返して行います。
ボールを入れる正確性も高めつつ、常に足を動かせるように低い体勢を保ち続ける練習になります。試合でもフォア前にショートサーブが来たときには1歩目の反応が格段に上がると思います。
まとめ
フットワークの大切さを少しは感じて頂けましたでしょうか。
何度も言っていますが、プレーの全ての土台がフットワークです。どんなに強いドライブを持っていたとしても、ボールに追いついて自分のフォームで打てないと安定したボールは入らないと思います。
逆にフットワークが良ければそれだけ安定したボールが打てるということですのでミスも減らせることになります。
フットワークは習得したらokというものでもありません。練習をし続けなければ体はにぶってしまいます。
日々の練習メニューに必ず取り入れて動ける体を保ち続けるようにしましょう!